1: 名無しさん 2019/10/09(水) 23:17:04.44 ID:myZq9JoM9
ストリーミング時代の音楽は「イントロなし」が当たり前? 亀田誠治、KREVAらが語る
2019年10月08日 J-WAVE NEWS
https://news.j-wave.fm/news/2019/10/106-kreva-1.html

「ストリーミング時代の楽曲の特徴」
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J-WAVEがいま注目するさまざまなトピックをお届けする日曜夜の番組『J-WAVE SELECTION』(ナビゲーター:サッシャ)。10月6日(日)のオンエアは、9月28日・29日に六本木で開催された「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2019 supported by CHINTAI」(以下、「イノフェス」)を特集。ここでは「IMAGINE THE FUTURE」をテーマに、亀田誠治、AmPm、KREVA、鈴木貴歩によるトークセッションを紹介する。

■ストリーミング時代の音楽の特徴とは?

「音楽制作のイノベーション」について、エンターテック・アクセラレーターの鈴木貴歩が、アメリカの調査をもとにした「ストリーミング時代の楽曲の特徴」を解説した。

鈴木:今は、イントロが5秒くらいしかないと。

亀田:ないやつも多い。僕、プレイリストを並べてみて、2018年に好きな曲は洋楽でも邦楽でも半分以上イントロがなかった。

鈴木:なるほど。まさに、そういうのがストリーミング時代の楽曲。そして曲名が短くなりました。ファレル・ウィリアムス『Happy』とか、わかりやすいですよね。曲名が短くないと、スマホのプレイヤーで流しているときに3単語くらいしか出ないんですよね。スクロールするまで待たなきゃいけない。

次に挙げたのは「リフレインが突然くる」ということ。これは、リスナーがスキップする前にサビを聴かせるという特徴。3分30秒以上の曲が少なくなっており、覚えてもらえるように同じフレーズを何度も繰り返すなどの特徴も挙げられた。



■等身大の歌は時代遅れ?

亀田は、作曲者に注目してほしいと言う。一曲に関わっている作曲者が複数人いる共作(コライト)が多いのだ。作曲者は基本的にひとりというイメージがあるかもしれないが「それは邦楽だけ」と亀田はこう続ける。

亀田:日本はほぼひとりの方が作曲しています。これ、本当によく「まだそんなことを言ってるんだ」と思うけど「やっぱりシンガーソングライターが等身大の言葉で歌ってほしいよね」みたいな。この「等身大」と言ってるのはJ-POPのワールドだけで、欧米では等身大であることよりも、いい曲か、みんなで歌える曲か、ということ。そこに重きをおいてる。

KREVA:別の次元というか、別の評価軸ってこと?

亀田:そう。ワビサビやメリハリをつけてるために長くなる。でもその分、J-POPには情緒があったり大サビがあったりする。

KREVA:等身大の情緒。

亀田:そういうところに重きがおかれていて、それがJ-POPのよさでもあり、特徴にもなってるわけ。

ところが、ストリーミング時代の現在、開始5秒で曲が判断される「5秒世代」と言われており、スマホ世代の音楽の聴き方は、これまでと大きく変わっている。ストリーミングサービスは30秒以上を聴かれないとカウントされないため、ミュージシャンたちはなんとか30秒を聴かせることにエネルギーを注ぐことになっている、と鈴木は話す。

亀田はここ数年、ロサンゼルスに行き、曲の共作作業に参加。狭い部屋にプロデューサー、トラックメイカー、歌詞を考えながらメロディを考えるトップライナーなどが集まって話し合いが行われたと振り返る。

亀田:たとえば「テイラー・スウィフトがこういう曲を集めているから、そこのコンペに向かって曲を書こう」とか。曲の行き先がもう見えてるわけですよ。そこに向かって、数々のプロデューサー、ミュージシャン、作曲家たちが垣根を超えて、ひとつの部屋に集まって曲を作り上げていく。

この作業では、いかに瞬発力でエネルギーのある曲を作れるかが求められると亀田は言う。AmPmも楽曲制作は共作がメインだが、ストリーミング時代に合わせた作り方ではなく「いま作りたいものをそこに集まったメンバーで進行するという感じです」と明かした。

(以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)

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